滋賀県行政書士会大津支部の研修会に参加し、「新NISA」について学ぶ貴重な機会をいただきました。
講師は、なかのアセットマネジメント株式会社の中野晴哲氏。中野先生は、セゾン投信の設立者で長年代表取締役を務められたほか、投資信託協会の副会長として新NISAの新設にも尽力された、日本の投資業界を代表する方です。そんな大物を講師としてお招きいただいた世話役の杉本先生!ありがとうございます!
今回の講義は【新NISAがつくる日本のみらい】をテーマに、新NISAに込められた日本の成長戦略についてお話しいただきました。

まず、「貯蓄から投資へ」の意識改革を促す「資産運用立国プラン」、そしてその先にある「インベストメントチェーン全体の最適化」について解説していただきました。これまで漠然と難しいと感じ、どこか苦手意識を持っていた分野でしたが、中野先生の当事者ならではの臨場感あふれるお話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
特に印象に残ったのは、以下の視点です。
①「株をやってお金を稼ぐ」のではなく、「株を保有して事業に参画する」という考え方。
②短期的な「投機」ではなく、長期的に事業の成長を支える「投資」の姿勢。
③投資したお金が社会にとって良い仕事をしているかを見極める視点。
私はこれまで株式投資に対して、どこかギャンブル的な印象を抱いていました。しかし、これらの視点を学んだことで、考え方が180度変わりました。
株式投資は単なるお金儲けの手段ではなく、懸命に努力している企業を応援し、一緒に成長することで、日本全体の発展につながる。そんな素晴らしい仕組みなのだと実感しました。
今回の研修を通じて、新NISAの意義を深く理解するとともに、資産運用に対する考え方を大きく見直すことができました。
このような貴重な学びの機会をいただいたことに、改めて感謝いたします。素晴らしい講義をしてくださった中野先生、そして今回の研修会を企画・運営してくださった行政書士会の役員の皆さま、本当にありがとうございました。
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