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「制度を使う前に、人を考える ― 市民法務部 第1回研修会 家族信託研修会を終えて」

  • 執筆者の写真: 高間 大平
    高間 大平
  • 1月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月18日

本日は、私が幹事を務めさせていただいている

滋賀県行政書士会 市民法務部の第1回研修会でした。


テーマは

「事例を交えた家族信託の検討」。


講師には、前市民法務部会長であり、

滋賀県における市民法務の第一人者である

大平貴史先生をお迎えし、ご講義いただきました。



実際の事例をもとにしたお話は非常に分かりやすく、

家族信託を実務で「どう考え、どう使うのか」について、

改めて整理できる、大変有意義な時間となりました。


財産や権利を**「守る」ことに特化した制度が成年後見制度**、

財産を**「活かす」ことに特化した制度が財産管理委任契約**、

財産を**「残す」ことに特化した制度が遺言・相続・贈与**。


それらに対して、

「守る」「活かす」「残す」を組み合わせ、

柔軟に設計することができる制度が家族信託である、

というイメージを持ちました。


もっとも、家族信託が他の制度より万能で優れている、

というわけではありません。

それぞれの制度にはメリット・デメリットがあり、

ご本人やご家族の状況、背景、価値観に応じて、

どの手段を選択するかを丁寧に考えることが何より重要だと感じました。


私たち専門家は、

提案できる手段の幅を広げつつ、

制度を「使うこと」そのものが目的になるのではなく、

その人にとって本当に必要な支援は何かを考え続ける存在でありたいと思います。


あらためまして、

貴重な学びの機会をご提供くださった

大平貴史先生に、心より感謝申し上げます。


PS.

私も今年で50の大台になりますが、

このように楽しく、そして真剣に学び合える仲間がいること、

また、そのような環境に身を置けていることを、

あらためてありがたく感じた一日でした。




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