遺言書の種類と選び方「永遠の思いを託す、遺言書を作成して、あなたの遺志を確かな形で伝えませんか?」
- 高間 大平
- 2023年5月17日
- 読了時間: 2分
更新日:7月5日
①自筆証書遺言: 手軽に書き直せる自筆証書による遺言の制度
自筆証書遺言の長所:
費用をかけずに何度でも手軽に書き直せる
遺言の内容を他の人に秘密にできる
自筆証書遺言の短所:
一定の要件を満たさない場合、遺言が無効になる可能性がある
遺言書が紛失、書き換えられたり捨てられたりするおそれがある
遺言書の保管者や相続人は家庭裁判所に提出して検認手続が必要
②公正証書遺言: 法律専門家による公正証書遺言制度
公正証書遺言の長所:
公証人が遺言書作成を手助けし、無効になる可能性が低い
遺言書が勝手に変えられたり捨てられたりするおそれがない
家庭裁判所での検認手続が不要
公正証書遺言の短所:
証人2人以上が必要であり、費用や手間がかかる
遺言書の作成費用は目的の価額に応じて設定される
③自筆証書遺言書保管制度: 遺言書保管の制度
自筆証書遺言書保管制度の長所:
遺言書を適切に保管し、紛失や盗難、偽造や改ざんを防げる
遺言書の外形的なチェックが受けられ、無効な遺言書になりにくくなる
相続人への通知で遺言書の発見が容易になる
検認手続が不要
自筆証書遺言書保管制度の短所:
利用には一定の手間と費用や手間がかかる
制度が出来て間もなく、浸透しておらず、利用者が少ない可能性がある
【結論】
①信頼度 : 公正証書遺言>自筆証書遺言保管制度>自筆証書
②費用 : 自筆証書<自筆証書遺言保管制度<公正証書遺言
信頼性抜群の公正証書遺言に加え、法務局の保管制度によって自筆証書遺言も利用しやすくなりました。当社では、お客様の個別のニーズに合わせて、遺言を確実に残すためのサポートを提供しています。お気軽にお問い合わせください。
【当社の遺言書作成に関するサービス】
自筆証書遺言文案作成:50,000円
公正証書遺言作成支援:70,000円※別途実費(公証人手数料等)
自筆証書遺言保管制度保管申請手数料:3,900円
遺言執行手続き:200,000円~相続財産の1.0%
※上記費用に加え、下記の実費及び手数料が必要です。
・戸籍収集手数料 一通 1,500円
・郵送費(速達料金)、行政機関手数料等は、実費請求。
・遺言執行手続きの際の代襲相続人加算 一人 25,000円
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